迷想交響曲

適当にあそんでます

Sir Simon Rattle✕Berlin Philharmoniker(2015年6月28日Waldbühne,Berlin)

ラトル!ベルリン・フィルで聴く映画音楽大会Withランランであります。

このヴァルトビューネWaldbühne自体、Berlin市内の大きな公園、否、森の中にある野外ステージで行われる催しのため、

・ピクニック的要素多し(最前列はレジャーシートひいて日本の運動会さながらの光景)

・客席が広いためバリッバリ最新型の野外用音響設備(オケの生音なんて論外)

ていう点がコンサートホールで聴く演奏会と異なります。

音楽祭や野外オペラなど、家族や友達同士でお酒とつまみを持参して、屋外で音楽を楽しむのがヨーロッパの夏の過ごし方の一例のようです♪

 

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何がともあれ(?)、あ、まだ演奏の話にはならないっす。(;´∀`)

当日のこの観客の数!

一度にこの人数が、同じ場で、同じ音楽を共有して、

「あ~今日はいい日だなあ~」

って思うの。すごくないですか?!

 

演奏が始まる前、あのマジで堅そうなベルリン・フィルの団員がウェーブをします。

あ、こういうのって映像見たことある人は知ってるか。

めちゃ遠い席で、誰が演奏しているのかわからなかったので、今度映像で確認しなきゃ(笑)

ところで、ここのプリッツェルは3EURします。夢の国か。

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この演奏会で感じたのは、

ベルリン・フィル金管の体力ハンパねー!!!

各セクションの音色が秀逸!

ってことです。テクニックもアンサンブルもさすがです。

映画音楽、わりと新しい管弦楽曲もものっすごいテクニックを要求してくるわけで、

さらっと弾きこなしているように見えて、相当な体力が要るでしょう。

そんでもって、けっこう感情高ぶる曲も多いから、テンション保つの大変そう・・・。

ちなみに、アンコールでやっとジョン・ウィリアムズ

(ラトル「ジョン・ウィリアムズやんなきゃうちの子が聞きにこないっていうから~」なんていってた気がする、へへへ)

インディ・ジョーンズのテーマ、

E・T、

スター・ウォーズ

たまらなくカッコイイ。

パユ様も、めっちゃ動くヴィオラトップさんも、プレイヤー全員が楽しそうに全力演奏してた。

緊張感と楽しさが同時疾走するこの感覚が、オーケストラの魅力だわ~

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 このプログラムの謎はグリーグのピアノ協奏曲。

何の映画に使われたの…?知らない…ググっても分からなかったw

ともかく、この曲はピアノの一発目の音がカッコイイ。

その音を弾いた瞬間から次の音に行く間、ランランは腕を思いっきり上げたんです。

QUEEN、いや、マイケル・ジャクソンのThis is itのジャケ写を彷彿させるほどに。

 

・・・久々にイラッとしましたwwww

 

ランランっていえば、実写版のだめカンタービレの演奏を吹き替えしてます。

動き、動きが多分のだめのイメージなのよ!

ある意味何も感じさせない演奏ではなかったので、

やっぱり天才は違う。ね。そういうことなのか。私もまだまだ若いので細かいこと気にしすぎるのね\(^o^)/

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この演奏会をもって、14/15シーズンのベルリン・フィルは閉店ガラガラなので、

フィルハーモニーベルリン・フィルを聴く!

ミッションが保留決定になりました。(T_T)

でも、楽しみは残しておかなきゃ!

ベルリンにまた行く日が楽しみ(・∀・)


BERLINER PHILHARMONIKER
SIR SIMON RATTLE
Lang Lang

WALDBÜHNE

Alfred Newman
20th Century Fox Fanfare

Bronislau Kaper
Mutiny on the Bounty (Meuterei auf der Bounty)

David Raksin
Laura

Edvard Grieg
Konzert für Klavier und Orchester a-Moll op. 16

Lang Lang Klavier

Jerome Moross
The Big Country

Erich Wolfgang Korngold
The Adventures of Robin Hood

Scott Bradley
Tom and Jerry

Miklós Rózsa
Ben Hur-Suite