迷想交響曲

適当にあそんでます

Mozartfest Würzburg(2015年6月26日Residenz,Würzburg)

ヨーロッパの夏は音楽祭の季節。

ホールやオーケストラのシーズンは終わり、各都市で音楽祭やら音楽アカデミーをやっています。

で、そのチケットの販売開始が意外と早くてその年の年始にはもはや予約受付終わっちゃってたりします。焦ったー。

というわけで、この演奏会のチケットはほぼ即決で買った気がします(笑)

だって、大好きなタメスティ氏が大好きなシンフォニアコンチェルタンテやるんだよ!しかも、レジデンツという世界遺産に登録された建物内の「皇帝の間」「白の間」でやる、と。なんだこの贅沢なひとときは。

舞台にはチェロ以外椅子が置かれていない。立って演奏するのか!ワクワク!コントラバスは1人。管楽器より少ないじゃない!

まずはバイオリン協奏曲。2番と5番。モーツァルトは20歳くらいで一気にVn協奏曲を書いている。

ソロヴァイオリンはZimmermann氏。おーデュースブルク出身だなんて知らなかった。

Zimmermann氏の弾くヴァイオリンの音色は本当に美しかった。何であんな音が出るの!?※

BRの室内楽団も本当に良い音。少人数ensembleならではの透明感。

いよいよシンフォニアコンチェルタンテでタメスティ氏登場!めっちゃくちゃ楽しそうに演奏するじゃないですか!そりゃあこんなステキな空間めったにないもの!まるで天国にいるような心地。

もうこんな音聴いたら、普通の世界戻れないんじゃないか・・・。

って思ったけど、まだまだ世界には上がいるんです。私が聴いたホールは舞台まで壁一枚挟んだ部屋だったので、壁の向こうにまだ上の世界があるんです!

・・・壁の向こうに行く日までまた頑張らないとな(`・ω・´)ゞ

煩悩の塊でしょうか。(笑)

ところで、この曲はモーツァルトが今の私と同じ年齢で書いていることに気づく。う、うわあぁ。人間の重みがまるで違う(比べることがおこがましいわ)

 

 

Kammerorchester des Symphonieorchesters des Bayerischen Rundfunks

Frank Peter Zimmermann Violine

Antoine Tamestit Viola

Radoslaw Szulc künstlerische Leitung

Wolfgang Amadé Mozart Violinkonzert Nr. 2 D-Dur KV 211

Wolfgang Amadé Mozart Violinkonzert Nr. 5 A-Dur KV 219

Joseph Haydn Sinfonie Nr. 59 A-Dur Hob. I:59 »Feuersinfonie«

Wolfgang Amadé Mozart Sinfonia Concertante für Violine, Viola und Orchester Es-Dur KV 364

 

※フランク・ペーターさん、今年からガルネリの楽器を使っているとか。楽器の相性バッチリ?!