迷想交響曲

適当にあそんでます

数打ちゃ当たる

ビビリで不器用な私は「とにかくやってみる、やっり続ける」のが心のルールなのだ。
恐怖心を消すのと、慣れが上達への架け橋だと思っているから。
でも、バランスが難しい。
そもそも最近はバランス感覚にビビリ過ぎて何も手がついてない気がする……。

サタデーナイトフィーバー

帰国したらたくさん映画鑑賞する、
ひきこもるため!
目的と手段が逆かもしれません、はい。
まあとにかく実行してます。こんな雨だし。

というわけでサタデーナイトのフィーバーを、
ウェンズデイモーニングのタイフーンの中で鑑賞。
家で見ると色々ツッコミいれながら見れていいですよね。

この映画、ざっくりいうと、
クズの仲間はクズ!
なんだけどさ、
週末ダンスキングの主人公トニーをはじめ、
背伸びに必死なヒロインとか、
突っ張ってる若者も権威に弱い大人も、
私の隣にいる!というか、私の中にいる。

この物語での舞台はニューヨーク。大都会だ。
大都会での生きづらさって、
もっと前の時代にはなかったものなんだろうね。
最近ぼんやり感じるのは、都会で暮らすってことと田舎で暮らすってことは、もうまるっきり生き方が違う。OSがiOSwindowsかっていうレベルではない、そもそもパソコンにOSが入っているかいやいかレベルなんじゃないか。
私は都会でしか暮らしたことないから、ぼんやり、なんだけど。どっちがでしか暮らしたことがない、からわからない。例えば笑ってコラえてのダーツの旅に出てくる田舎のおじいちゃんおばあちゃん。比較はそれくらいしかできない……
かなり話が伸びたけど、都会って騙し騙されの経済だなーって思うんです。それが的を得ているかどうかはともかく、この映画のメッセージは、
自分を偽るな、自分には正直になれ
っていうことでいいですかね(ë)
他人と自分の区別もつかなくなるくらい騙し合いの泥試合にハマった都会っ子は今の東京にはいるんじゃないかなぁ。

しっかし、ジョントラボルタのダンスはスゴイ。

私が生まれるずっと前の作品です。
主演のジョントラボルタは、映画のヘアスプレーで知りました。そのときのダンスも凄かったけど。

\( •̀ω•́ )/

ザルツブルク音楽祭2015

ちょっとブランクを挟んでからのザルツブルク音楽祭で聴いた演奏について所感をまとめ。
ブランクの言い訳をすると、なんていうか最後に聴いた音楽の完成度に圧倒されてしまって、その後しばらく思考停止状態してた。

もうこれ"以上"ってないんじゃない??

そうとすら思える演奏だった。
最高のパフォーマー、
最高の楽器(ガルネリのバイオリン、ストラドのビオラとチェロ)、
最高のホール、……
それが1度に同じ場所に集まって、
いいコンディションで、
何事もぬかりなく、終える。
そんな奇跡を目の当たりにしながら、
ベートーヴェン、好きだ!
げ、芸術ってなんだっけ?!
て、てか、後でサイン貰いに行っちゃう?!
っていう煩悩に悩まされていた人間が何を隠そうこの私。


そのパフォーマンスはトリオツィマーマンによる弦楽三重奏。シューベルトヒンデミットベートーヴェンの作品から。作品への予備知識はほぼ無い状態で、演奏者でチョイス。ツィマーマンとタメスティのgoodなcombinationは6月のモーツァルト音楽祭で堪能してたから、ここにチェロの方が入って、どんな演奏になるのかとても楽しみだった。CDでは少し聴いてたけども。

演奏会当日。
若干寝不足気味で、
午前中にウィーンフィルを聴いて、
市内フラフラしてからの夜公演。

ザルツブルクに来てからは思うことがありすぎて、まったく整理できてない。しかも最後の旅の途中で、お土産とか帰国のこととかでだいぶ混乱してて、純粋に音楽楽しむ余裕を作れていなかった。特に午前中のウィーンフィル(だから、強いて感想書かないけど、ホールの割に演奏は今ひとつ心に響かず。それでも今まで聞いたブラ2で最高のブラ2だった。)

夜。
雨降ってるし、寒いし(8月なのに!)、
個人的には悪いコンディションで聞きに行ったのです(^q^;)
ホールに入ってからも、周りのマナーに対して若干イラついてて、自分もナマイキになったなぁと笑

そんなわたしを包み込んでしまう音楽。
あれは、なんだったんだろうね。
もう音楽に執着かんじないze。
ビオラ(※筆者はアマチュアびおらひき)をもう弾かなくても生きてけるわ、とか、iPodの楽曲全部消してまお、とすら思う事態になりまして。
極端、感じ方が(笑)

後でタメスティさんやツィマーマンさんの人柄やエピソードを聴いたりしたら、
また感動しまして。
彼らのような世界の最前線で活躍するプレイヤーは、自分に対してはとても謙虚で、他のプレイヤーに対して敬意を示すことを怠らない。本気で尊敬してる。
これ、世界平和のお手本だからね、って。
各国のリーダーに見てもらいたい。あはは。
それに、表現意欲がすごい。そのエネルギー源はなんなの?!肉?!ポテト?!アルコール?!そっちのエネルギーではないんだけとさ。
立つ舞台の世界が違うとはいえ、その姿勢に尊敬すると同時に、自分のちっぽけさにがく然として力が抜けて、やっぱり自分の楽器構えたくなくねぇぜ(笑)
モーツアルテエムに響き渡った和音が私の中の消えて欲しくないんです!待て、執着の塊ではないか、私!!!

はい、思考停止。


すこーし時間がたって、こうやって改めてその音楽体験を思い出すと、また聞きに行ってもいいかなー、と思ってしまう。忘れたから!
んでもって、自分の楽器ケースを開いて、もうちょっと頑張ったら前よりキレイなモーツァルトが弾けるんじゃない??って思いながら、楽譜を追い始めてしまうんですね。とりあえずは自分史上最高でいいんです、たぶんプロでもアマチュアでも。たぶん。

いやぁ、罪深い生き物です、人間!

7月なのに20℃下回るクールな夏

夜に帰宅したら私の住むアパートの前に消防車が止まっており、玄関開けたら消防士さんたちが降りてきました。な、なんかあった??今日は、疲れたので日記書きます。


夏がきらいです。暑いので。

でも、ドイツの夏は暑いと思ったら急に寒くなりました。
ツンデレかな。

ベートーヴェン:弦楽三重奏曲 (Beethoven : String Trios Op.9 / Frank Peter Zimmermann, Antoine Tamestit, Christian Poltera) [SACD Hybrid]

ベートーヴェン:弦楽三重奏曲 (Beethoven : String Trios Op.9 / Frank Peter Zimmermann, Antoine Tamestit, Christian Poltera) [SACD Hybrid]

弦楽トリオはまったく聞いたことないジャンルだったけど、ベートーヴェンのトリオは緻密で楽器の個性が生かされてて楽しい。

今月はなかなかにたくさんCDききました。
明後日はプラハ行くからモーツァルト聴いてねようかなー。

ワカメの使い方がわからない

うちに乾燥わかめがあるのですが、食べたいと思えるわかめ料理がまったく思いつかない。

「わかめうどん」とか「わかめサラダ」「わかめの味噌汁」があるのは知ってるけど、食べたいとは思わない。

Googleに「わかめ レシピ」と入れて検索したり、クックパッドで「わかめ 簡単」って入れてレシピ探せばいくらでも美味しい食べ方が見つかるだろうけど、そんな労力をかけるほど今わかめを欲してない。

乾燥してるから、いつかわかめを食べたいと思えたらそのタイミングでレシピ考えようって思ってたら、半年以上二軍食材にいる。
ある意味、乾燥わかめとしての役割は果たしている。保存食だから。
でも、そろそろ、わかめに申し訳ない。
わかめ好きを公言した覚えはないけれど、わかめに対して誠意を見せるときが迫っている。
のだめカンタービレを読んだから、乾燥わかめやひじきを戻すと驚異的に増えることも知っている。それが怖いのかもしれない。


何がともあれ、わかめの美味しい食べ方募集中です。

ブログってこんなツールだった?

ドイツのデパートにて、地下の売り場にレジがなくてドイツ人のおばあさんと「レジどこやねん、前ここにあったレジないねん」と探してたら、セキュリティさん曰く「1階のレジいって」。
適当すぎでしょ!


ドイツ人は真面目で勤勉と言った点が日本人と似てるよネ、なーんて世間では言ったり言わなかったりしますが…真面目も勤勉も人の性格の問題で、たぶん、そういう人がたまたま必要な数だけいてそれぞれの国で頑張ってくれたんですね、戦後。
真面目で勤勉な人の割合は日本の方がぜったい大きいよ、フィーリングでは笑


ドイツの生活では、そういった真面目で勤勉な海外在住の日本人の方が書いてくれたブログをめちゃくちゃ重宝しました。
生活記から旅行記や実用情報まで、幅広い情報をブログから収集してました。
ブログ創成期は、ほとんどが生活記や旅行記的な使い方、まぁ極端な例えではアメブロにおける海老蔵様的な使い方がほとんどだった気がします。
それが、いつの間にかに、レコードレビューからhow toもの、まとめ、個人の創作・意見の発表の場…が増えて、しかもそれらが人気ある(よく見られてブログランキング上位にいる)気がする。
「誰に向けて発信してるか(誰が書いてる)」とか、「ジャンル」とか、「ミニブログはブログなの?」とか線引こうとするとキリがないを承知してるので、あくまでフィーリングです。


このブログも「公開」にしてるけど、ガツガツやるつもりはなく、正直万が一「面to面」で「あ、ブログみたよ〜」とか言われちゃうと現実の私は「うおおおおお恥ずかしいっす、マジすいません」ってなる、でもそれはそれでいいの。あ、ぼやきは私が私に発信してます(^v^)

ブログふらふら見てると、やっぱりアクセスランキング上位にたどり着きやすいんだけど、そういうブログを書いてる人たちはやっぱり真面目で勤勉な日本人です。やっぱり真面目で勤勉な人が評価されるようです。でも、炎上したり叩かれてたりしてるブログがランキングすることも散見します。そこでは、日本の駅や街で見るあの何だか活気のない人々からは想像できないくらい、生々しい感情が入り交じった言葉でドッチボールしてます…関係ないですがドッチボールが一番嫌いな球技です、何であれ学校で絶対やるの?…もう眠いので色々感想スキップしますけど、この乱世では人間バランス感覚が大事なんだな、って思います。

バイエルンの芸術王

土曜夜は大型移動遊園地ラインキルメスに行く予定だったのだけど、暴風のため夜営業がなくなり、おじゃんに。
しかし、結果的にその晩は面白い映画観れたし、翌朝はよく晴れて遊園地日和で週末ごっつい楽しめました。

キルメスについては後日にまわして、
土曜夜に出会った映画がこちら。

ルートヴィッヒ二世(2012年)

ルートヴィヒ DVD

ルートヴィヒ DVD

ヴィースバッハ家のルートヴィッヒ二世が主人公です。
この主人公の若い時期を演じるSabin TambreaはBenedict Cumberbatch系の顔立ちですよね。このドイツの若手俳優、大理石彫刻かっていうくらい美しい…神は二物以上の才能を彼に与えちゃってますよ!好みの問題をいうとキリがないのでここでははしょりますが、ワーグナーの俳優はなかなかハマってました。
この映画は目の保養でしたね。舞台が近世の王様の暮らしなだけあってゴージャスできらびやか…とはいっても本家フランスのキラキラ具合には一歩くらい及ばない気もするけど、ルートヴィッヒ君の趣向がよくわかります。
バイエルン地方に残る彼のお城がたくさん出てくるし、背景の歴史もちょこっと描かれています。
生まれる時代間違えちゃった人ランキング上位によく喰い込むルートヴィッヒ君ですが、時代に翻弄されまくり、というよりこのピュアハートじゃどの時代に生まれてもナァって気もしました(笑)
若い時期は美貌でチヤホヤされますが、晩年(あらふぉー)ですっかり王様の風格を漂わせる体格になります。それで中身がついてくればよかったんだろうけど、いや肉とともに政治手腕もついたかもしれないけれど(あったらあったで驚きだけど、歴史がそれを認めないか)、晩年のルートヴィッヒ君は一言でキモホモデブオタ王、周りがチヤホヤする気なくなっちゃったんじゃない…何この残酷なビフォーアフター

1972年におんなじタイトルの作品があるので、そちらも観ようと思います(^^)