迷想交響曲

適当にあそんでます

バイエルンの芸術王

土曜夜は大型移動遊園地ラインキルメスに行く予定だったのだけど、暴風のため夜営業がなくなり、おじゃんに。
しかし、結果的にその晩は面白い映画観れたし、翌朝はよく晴れて遊園地日和で週末ごっつい楽しめました。

キルメスについては後日にまわして、
土曜夜に出会った映画がこちら。

ルートヴィッヒ二世(2012年)

ルートヴィヒ DVD

ルートヴィヒ DVD

ヴィースバッハ家のルートヴィッヒ二世が主人公です。
この主人公の若い時期を演じるSabin TambreaはBenedict Cumberbatch系の顔立ちですよね。このドイツの若手俳優、大理石彫刻かっていうくらい美しい…神は二物以上の才能を彼に与えちゃってますよ!好みの問題をいうとキリがないのでここでははしょりますが、ワーグナーの俳優はなかなかハマってました。
この映画は目の保養でしたね。舞台が近世の王様の暮らしなだけあってゴージャスできらびやか…とはいっても本家フランスのキラキラ具合には一歩くらい及ばない気もするけど、ルートヴィッヒ君の趣向がよくわかります。
バイエルン地方に残る彼のお城がたくさん出てくるし、背景の歴史もちょこっと描かれています。
生まれる時代間違えちゃった人ランキング上位によく喰い込むルートヴィッヒ君ですが、時代に翻弄されまくり、というよりこのピュアハートじゃどの時代に生まれてもナァって気もしました(笑)
若い時期は美貌でチヤホヤされますが、晩年(あらふぉー)ですっかり王様の風格を漂わせる体格になります。それで中身がついてくればよかったんだろうけど、いや肉とともに政治手腕もついたかもしれないけれど(あったらあったで驚きだけど、歴史がそれを認めないか)、晩年のルートヴィッヒ君は一言でキモホモデブオタ王、周りがチヤホヤする気なくなっちゃったんじゃない…何この残酷なビフォーアフター

1972年におんなじタイトルの作品があるので、そちらも観ようと思います(^^)