迷想交響曲

適当にあそんでます

オペラRosenkavalier(2015年6月14日Oper am Rhein, Düsseldorf)

映画プリティ・ウーマンリチャード・ギアジュリア・ロバーツに言ったこのセリフ。

「初めてオペラを観た人間は、必ずドラマチックな体験をしたと言う。好きになる人もいれば、嫌いになる人もいる。好きならオペラは一生の友となるし、嫌いならオペラは君の魂にはなり得ない。」

私、未だに初めてオペラ観た人間以上の感想が述べられません(笑)

そりゃあもうバラの騎士だもの、ドラマチックでした!

 

ドイツ来たらこれは絶対に見逃さないと決めたオペラ作品、リヒャルト・シュトラウスの薔薇の騎士を音楽仲間と鑑賞。bravoでした(*^_^*)

この薔薇の騎士で描かれる女性(というか公爵夫人)は、運命や人の世に悩みながらも振り回されながらも自分の信念を貫く。それが、とっても好きなんです。(一方、男は基本普通かダメ男、オクタビアンにはいい男になってもらいたい笑)イタリア・オペラ(特に蝶々夫人)に出てくる悲劇的な女性像は私ニガテなんです。。。


一番上の階の席でも無理なく届いてきた歌声に圧倒されました。歌手の佇まいに全く違和感ないしね。歌の練習始めたい。


オケもやっぱりtuttiも弦楽器ソロの音色が豊かでもうお花畑いる気分です。

2月のドン・ジョヴァンニ体験で、ドイツのオペラは攻めてくるゾおおって構えていましたが、薔薇の騎士は伝統的な演出でした。むしろ、薔薇の騎士の衣装はもっとギンギラギンにしてもらってもよかったよ`,、('∀`) '`,、

ドイツ語オペラをドイツ語字幕で観るのも脳にとっては平和でした。

・・・さっぱりわからないけれど!ほら、歌だし!

一緒に行った方はドイツ生活が長いため、セリフからストーリーを理解しててカッコイイなあと思った(*^_^*)

オペラは総合芸術というだけあって、まあ最悪話の筋がわからなくても見どころは多い。と思ってる。

衣装とか、舞台芸術とか。

・・・休憩中に食べたオペラハウスのチーズケーキもなかなか美味しかったし!

ほほー!私オペラ好きなんじゃないの~

まあちょっと前日騒いでたせいで1幕かなーりうとうとしてたんだけどね(*ノω・*)テヘ

3時間程の長丁場だから、聞く方も消耗するけど、感想言い合いながら食べたり飲んだりしてると休憩もあっという間だから不思議。良い音楽仲間を見つけました(`・ω・´)ゞ

このオペラの年齢設定の話題とか、地味に盛り上がります。公爵夫人が30歳くらいで、恋人のオクタビアンが17歳で…自分達の世界に当てはめると犯罪ちっく(笑)

 

 

ドイツでコンサートに足繁く通っているせいでわかってきたこと、オペラを聞きに来る人は他の演奏会に来る人よりラグジュアリー。おじいさまおばあさまに余裕がある。若者も教養がある感じ。きっと彼らはオペラが好きなんだろな~。

 

そうそう、2幕と3幕の休憩中にジュースを買っていた子どもたちが、

3幕で舞台の上で「ぱぱー!ぱーぱ!」と歌っていました♪

 

衣装のまま客席来るのか!ゆるいな笑