迷想交響曲

適当にあそんでます

Mikhail Tatarnikov✕Orchestre National d'Île-de-France(2015年1月14日Théâtre du Châtelet,Paris)

パリはシャトレ劇場でイルドフランス国立管弦楽団ドボルザーク聴いてきました。
曲目はチェロコンチェルトと交響曲第8番。


コンチェルトの方は昨夏にN響と宮田大氏の聴いて以来で、東京文化会館のせいなのかわかんないけどチェロの音が埋もれて勿体無かった記憶がありました。
今回は席が良かったのか(上野もS席だったのに~)、ソリストの慣れのせいなのか、はたまたチェロのテールピースのせいなのか(!?)、すごくソロがよく聞こえてびっくり!
チェロのテールピース、遠目だったので確証は持てないのですが、A線からC線にかけてカーブがあるタイプでした。
といっても、ドボコンってほとんどA線で超絶技巧弾く曲だし、たまにしかC線弾かないの!でもたまに弾くC線の音が気持ち倍音多い!?いや気のせいってかこのホール低音に優しくなくない!?とか忙しく聴いてました。

このチェリストさん(オランダ人の名前をほとんど覚えられない)ハイトーンの音が限りなくヴァイオリンの音色に近い。そんな音すんのー!?的な。
私は霊感系(?)の宮田大のほうが好みなんだけど、この人は感覚と技術がハイレベルでほんと上手かった。


ドヴォ8はあんまり覚えていない!弦楽器の音が厚くて、ヴァイオリンのアツさには感動しました。
あとで考えたら当たり前ですが、コントラバスは皆フレンチボウでした。

さすがおふらんす!!


Musical direction : Mikhail Tatarnikov
Cello : Pieter Wispelwey
Orchestre National d'Île-de-France
Antonín Dvorák
Concerto for cello
Symphony no 8